スーパーマリオブラザーズ3 壁蹴り2段ジャンプについて
<2021/03/25>追記
チビマリオの時、2段ジャンプの猶予が増えるみたいです。
確認不足でした、すみません。
壁に引っ掛かる確率は5分の3
そのうち、5分の2で2フレームのジャンプ猶予
5分の1で1フレームのジャンプ猶予
夢、これはRTA走者の夢の塊
壁を蹴るというのは、壁にぶつかってから2段ジャンプを行うことです。
2段ジャンプを成功させることでタイムの短縮を図れる箇所がいくつかあります。
まずは壁蹴りの原理について説明します。
実は壁抜けの時と考え方が非常に似ています。
壁抜けは、壁の中にある足場となるブロックに乗るということが大事でした。
壁蹴りも同じで、壁の中にあるブロックを足場としてジャンプを行います。
壁の中にあるブロックに乗るにはマリオが3px(x)めり込む必要があります。
これはマリオの速度とspx(x)次第で決まる値であり、
サブピクセルマニピュレーションなど、なんらかの調整をしない限り
運次第の内容になります。
通常ダッシュ時は5分の1の確率でブロックに乗れます。
(適切なpx(y)で落下中である場合、要は高さが合ってる時)
そしてブロックに乗ったと同時にジャンプをすることで壁蹴りができます。
ジャンプの猶予フレームは1フレームです(Pを溜めていない通常ダッシュ時)。
大変ですが頑張ってください。
原理さえわかればロックマンXみたいなこともできそうですね(tasさんが)。
■例題その1 6-9
壁蹴りと言えば、このステージですね。
P羽があれば上空を飛んで壁を飛び越えられますが、
P羽がない、もしくはP羽を節約したい場合に、壁蹴りが選択肢としてあります。
右側の氷ブロックは、通常のブロックの4倍の大きさに見えますが
実際は通常のブロックが4つ敷き詰められております。
ですので氷ブロックの中心付近でも足場とすることができます。
土管の左端から助走して、上図のあたりでジャンプすれば
spx(x)次第ですが、たまに引っ掛かってくれます。
マリオの落下速度がちょっと変わったと思ったらそれは足場にできている証拠です。
あとは1フレームのタイミングでジャンプ入力を入れて成功させてください。
難しいです。
■例題その2 コクッパ戦の杖キャッチ
画面上部で杖をキャッチすると、
なんとマリオの落下モーションが省かれ、約4秒のタイム短縮が図れます。
(マリコレ版は画面上部でキャッチできないためできません。)
杖を画面上部でキャッチするには、しっぽ等で飛べばよいのですが、
しっぽマリオよりファイアマリオの方が都合の良い場合が殆どで悩ましいポイントです。
そこでファイアマリオでも、壁を蹴って強引に登ろうと考えるわけです。
左右の壁の上に登ってから、そこからジャンプして杖をキャッチします。
左右の壁は縦に細長いブロックではなく、
通常のブロックが縦に敷き詰められているだけですので、足場にできます。
壁蹴りをするリスクが全くないので積極的にチャレンジしていきたいですね。